なごやし 名古屋市 | |||||
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国 |
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地方 | 中部地方、東海地方 | ||||
都道府県 | 愛知県 | ||||
団体コード | 23100-2 | ||||
法人番号 | 3000020231002 | ||||
面積 |
326.45km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 |
2,320,361人 [編集] (推計人口、2018年10月1日) | ||||
人口密度 | 7,108人/km2 | ||||
隣接自治体 | 瀬戸市、春日井市、東海市、大府市、尾張旭市、豊明市、日進市、清須市、北名古屋市、あま市、長久手市、愛知郡東郷町、西春日井郡豊山町、海部郡大治町、蟹江町、飛島村 | ||||
市の木 | クスノキ | ||||
市の花 | ユリ | ||||
市の歌 | 名古屋市歌(1910年(明治43年)2月28日制定) | ||||
名古屋市役所 | |||||
市長 | 河村たかし | ||||
所在地 |
〒460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 北緯35度10分53秒東経136度54分23秒座標: 北緯35度10分53秒 東経136度54分23秒 ![]() | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト (日本語) | ||||
ウィキプロジェクト |
名古屋市(なごやし)は愛知県西部(尾張地方)にある市。県庁所在地。日本の三大都市圏の一つである中京圏を形成する。政令指定都市であり、全16区から構成される。
東京特別区部を除くと横浜市・大阪市に次ぐ全国第3位の人口を有する市[3]。中部地方における行政・経済・文化の中枢で、東日本と西日本を結ぶ交通の要所となっている。
古くは三種の神器の1つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る[4]熱田神宮がある街であり、江戸時代は尾張徳川家の治める名古屋城の城下町として繁栄した歴史を持つ。また、タイ王国から寄贈された真舎利(釈迦の遺骨・お骨)を安置するために創建された日本唯一の寺[5]である覚王山日泰寺がある。
栄、名駅、大須、金山などが市外からも広く集客する繁華街となっており、栄と名駅一帯には広大な地下街が発達している。それに伴い地下鉄網も充実している。地元住民は名古屋駅のことを「名駅(めいえき)」と呼ぶが、これは名古屋駅周辺の行政地名(中村区・西区名駅一から五丁目、中村区名駅南一から五丁目)にもなっている。
ユネスコの創造都市に認定されている[6](日本では神戸市と共に初であり、デザイン部門でも神戸市と中華人民共和国の深圳市と共にアジア初の認定)。
2015年、名古屋市を中心した地域の域内総生産は約3637億ドルであり、世界第22位の規模である[7]。2018年では、都市的地域の人口は約1010万人であり、世界第37位のメガシティである[8]。また、アメリカ合衆国のシンクタンクが2017年に発表した総合的な世界都市ランキングにおいて、世界70位の都市であると評価された[9]。
愛知県の南西部、濃尾平野に広がる。県内では、豊田市・新城市・岡崎市に次いで4番目に広い面積を有する市である。市全体を概観すると、市西南部の港区は海抜0mの臨海工業地帯(中京工業地帯の一部)で、日本屈指の国際貿易港である名古屋港を有する。港区西部は市最大の穀倉地帯が広がる。 市の南部の南区西部は港区同様に工業地帯が広がるが、北部の駆上は隣接する瑞穂区の新瑞橋駅の恩恵を受け商業が発達している。 市の北部の北区、北西部の西区・南西部の中川区は住宅地が広がる。 市の北東部の守山区・千種区、東部の名東区・天白区、南東部の緑区は海抜50m - 100mの丘陵住宅街で、千種区の東山公園・平和公園、守山区の小幡緑地、名東区の猪高緑地・牧野ヶ池緑地、緑区の大高緑地などの森林を残した大規模な緑地公園も点在する。
市の中核を担う中区・東区・中村区・熱田区・昭和区・瑞穂区は海抜10mから15mの平野で、市役所・愛知県庁を有する中区の丸の内・錦・栄・女子大小路・矢場町・大須・金山、東区の東桜・泉・白壁、中村区の名駅、熱田区の神宮、昭和区・天白区の八事、千種区の今池、星ヶ丘は名古屋市内でも特に商業が発達している地区で、集客力のある商業施設やオフィスビルが連なる。
自然環境では市内に1571種の昆虫が生息し、これは県下の26%に当たる。市内東部ではリス、タヌキ、イエコウモリ、コウベモグラ、ノウサギ、キツネの生息が確認されている。野鳥類では現在約240種が生息している。
他多数
名古屋市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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夏・冬とで寒暖の差が激しい。また、1日の気温差も大きい。夏は高温多湿で非常に蒸し暑く、全国でも有数の酷暑地帯である。2018年8月3日には、千種区で観測史上最高となる40.3℃を記録している。冬は乾燥した晴天の日が多く、伊吹おろしという乾燥した冷たい風が吹く。このため体感温度が北日本並みに一気に低下する日も珍しくない。また、日本海側と太平洋側を分ける伊吹山地と鈴鹿山脈が濃尾平野北西の岐阜県関ケ原町付近で途切れているため、強い冬型の気圧配置になると雪雲がそこから濃尾平野に流入し、岐阜県南西部や愛知県北西部などでしばしば局地的な大雪に見舞われることがある。2005年12月19日には平成18年豪雪により、名古屋市で1947年2月3日以来、58年ぶりとなる23cmの積雪を記録。さらに、2014年12月18日にも23cmの積雪を記録した。ちなみに名古屋市の最も多い積雪量は、1945年12月19日に降った49㎝である。
名古屋市(名古屋地方気象台、標高51.1m)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 21.0 (69.8) |
23.5 (74.3) |
25.8 (78.4) |
30.5 (86.9) |
34.8 (94.6) |
35.8 (96.4) |
39.6 (103.3) |
40.3 (104.5) |
38.0 (100.4) |
32.7 (90.9) |
27.2 (81) |
22.6 (72.7) |
40.3 (104.5) |
平均最高気温 °C (°F) | 9.0 (48.2) |
10.1 (50.2) |
13.9 (57) |
19.9 (67.8) |
24.1 (75.4) |
27.2 (81) |
30.8 (87.4) |
32.8 (91) |
28.6 (83.5) |
22.8 (73) |
17.0 (62.6) |
11.6 (52.9) |
20.7 (69.3) |
日平均気温 °C (°F) | 4.5 (40.1) |
5.2 (41.4) |
8.7 (47.7) |
14.4 (57.9) |
18.9 (66) |
22.7 (72.9) |
26.4 (79.5) |
27.8 (82) |
24.1 (75.4) |
18.1 (64.6) |
12.2 (54) |
7.0 (44.6) |
15.8 (60.4) |
平均最低気温 °C (°F) | 0.8 (33.4) |
1.1 (34) |
4.2 (39.6) |
9.6 (49.3) |
14.5 (58.1) |
19.0 (66.2) |
23.0 (73.4) |
24.3 (75.7) |
20.7 (69.3) |
14.1 (57.4) |
8.1 (46.6) |
3.1 (37.6) |
11.9 (53.4) |
最低気温記録 °C (°F) | −10.3 (13.5) |
−9.5 (14.9) |
−6.8 (19.8) |
−2.1 (28.2) |
2.8 (37) |
8.2 (46.8) |
14.0 (57.2) |
14.4 (57.9) |
9.5 (49.1) |
1.5 (34.7) |
−2.7 (27.1) |
−7.2 (19) |
−10.3 (13.5) |
降水量 mm (inch) | 48.4 (1.906) |
65.6 (2.583) |
121.8 (4.795) |
124.8 (4.913) |
156.5 (6.161) |
201.0 (7.913) |
203.6 (8.016) |
126.3 (4.972) |
234.4 (9.228) |
128.3 (5.051) |
79.7 (3.138) |
45.0 (1.772) |
1,535.3 (60.445) |
降雪量 cm (inch) | 5 (2) |
8 (3.1) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
3 (1.2) |
16 (6.3) |
平均降水日数 (≥ 0.5 mm) | 6.8 | 7.5 | 10.2 | 10.4 | 11.4 | 12.8 | 13.0 | 8.7 | 11.9 | 9.5 | 7.2 | 6.9 | 116.3 |
平均降雪日数 (≥ 0 cm) | 6.4 | 5.4 | 2.0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2.6 | 16.6 |
% 湿度 | 64 | 61 | 59 | 60 | 65 | 71 | 74 | 70 | 71 | 68 | 66 | 65 | 66 |
平均月間日照時間 | 170.1 | 170.0 | 189.1 | 196.6 | 197.5 | 149.9 | 164.3 | 200.4 | 151.0 | 169.0 | 162.7 | 172.2 | 2,091.6 |
出典: 気象庁 (平均値:1981年-2010年、極値:1890年-現在)[10][11] |
名古屋市は以下の16区で構成されている。
![]() | |
名古屋市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 名古屋市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 名古屋市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
名古屋市(に相当する地域)の人口の推移![]() ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|
初 | 中村修 | 1889年12月17日 | 1890年9月11日 |
2 | 志水忠平 | 1890年11月6日 | 1894年2月12日 |
3 | 柳本直太郎 | 1894年2月28日 | 1897年6月26日 |
4 | 志水直 | 1897年7月19日 | 1901年12月2日 |
5 | 青山朗 | 1901年12月27日 | 1906年4月12日 |
6 | 加藤重三郎 | 1906年6月27日 | 1911年7月3日 |
7 | 阪本釤之助 | 1911年7月4日 | 1917年1月23日 |
8 | 佐藤孝三郎 | 1917年7月3日 | 1921年7月2日 |
9 | 大喜多寅之助 | 1921年7月2日 | 1922年2月2日 |
10 | 川崎卓吉 | 1922年4月1日 | 1924年6月11日 |
11 | 田阪千助 | 1924年9月25日 | 1927年8月1日 |
12 | 大岩勇夫 | 1927年8月1日 | 1938年12月5日 |
13 | 縣忍 | 1939年1月10日 | 1942年1月6日 |
14 | 佐藤正俊 | 1942年2月21日 | 1946年11月1日 |
15-16 | 塚本三 | 1947年2月21日 | 1952年8月25日 |
17-19 | 小林橘川 | 1952年9月28日 | 1961年3月16日 |
20-22 | 杉戸清 | 1961年4月28日 | 1973年4月27日 |
23-25 | 本山政雄 | 1973年4月28日 | 1985年4月27日 |
26-28 | 西尾武喜 | 1985年4月28日 | 1997年4月27日 |
29-31 | 松原武久 | 1997年4月28日 | 2009年4月27日 |
32-33 | 河村たかし | 2009年4月28日 |
※当日有権者数:1,771,311[24]人 最終投票率:39.35%(前回比:−14.79ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
河村たかし | 64 | 無所属 | 現 | 427,542票 | 62.20% | 推薦:減税日本 |
藤沢忠将 | 43 | 無所属 | 新 | 192,472票 | 28.00% | |
柴田民雄 | 48 | 無所属 | 新 | 67,353票 | 9.80% |
※当日有権者数:1,776,398[26]人 最終投票率:54.14%(前回比:+3.60ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
河村たかし | 62 | 減税日本 | 前 | 662,251票 | 69.81% | |
石田芳弘 | 65 | 無所属 | 新 | 216,764票 | 22.85% | 民主、社民、国民新、自民愛知県連 |
八田ひろ子 | 64 | 無所属 | 新 | 46,405票 | 4.89% | 共産 |
杉山均 | 54 | 新党なごや | 新 | 23,185票 | 2.44% |
※当日有権者数:1,752,221[28]人 最終投票率:50.54%(前回比:+23.04ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
河村たかし | 60 | 無所属 | 新 | 514,514票 | 58.57% | 推薦:民主 |
細川昌彦 | 54 | 無所属 | 新 | 282,990票 | 32.21% | |
太田義郎 | 65 | 無所属 | 新 | 73,640票 | 8.38% | 推薦:共産 |
黒田克明 | 36 | 無所属 | 新 | 7,335票 | 0.83% |
※当日有権者数:1,710,638[30]人 最終投票率:27.50%(前回比:−3.91ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
松原武久 | 68 | 無所属 | 現 | 320,149票 | 69.64% | |
榑松佐一 | 49 | 無所属 | 新 | 139,576票 | 30.36% |
※当日有権者数:1,671,027人 最終投票率:31.41%(前回比:−2.87ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
松原武久 | 64 | 無所属 | 現 | 342,133票 | 66.54% | 推薦:自民、民主、公明、自由、社民、保守 |
うのていを | 67 | 無所属 | 新 | 107,503票 | 20.91% | 推薦:共産 |
牧野剛 | 55 | 無所属 | 新 | 64,478票 | 12.54% |
※当日有権者数:1,628,014人 最終投票率:34.28%(前回比:+2.58ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
松原武久 | 60 | 無所属 | 新 | 261,806票 | 47.76% | |
大島了満 | 無所属 | 新 | 145,747票 | 26.59% | ||
梅村忠直 | 無所属 | 新 | 140,595票 | 25.65% |
※当日有権者数:1,587,479人 最終投票率:31.70%(前回比:−11.96ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
西尾武喜 | 68 | 無所属 | 現 | 343,063票 | 68.80% | |
竹内平 | 無所属 | 新 | 128,770票 | 25.82% | ||
辻淳夫 | 無所属 | 新 | 26,841票 | 5.38% |
※当日有権者数:1,528,019人 最終投票率:43.66%(前回比:+10.27ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
西尾武喜 | 64 | 無所属 | 現 | 371,333票 | 56.20% | |
竹内平 | 無所属 | 新 | 289,421票 | 43.80% |
※当日有権者数:1,461,643人 最終投票率:33.39%(前回比:+7.13ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
西尾武喜 | 60 | 無所属 | 新 | 340,310票 | 70.44% | |
海保孝 | 無所属 | 新 | 142,817票 | 29.56% |
※当日有権者数:1,410,519人 最終投票率:26.26%(前回比:−35.55ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
本山政雄 | 70 | 無所属 | 現 | 280,826票 | 77.42% | |
竹内義次 | 無所属 | 新 | 63,533票 | 17.52% | ||
前川逸男 | 政治をよくする会 | 新 | 8,333票 | 2.30% | ||
安藤耕生 | 無所属 | 新 | 7,190票 | 1.98% | ||
内田弘幸 | 皇道維新連盟 | 新 | 2,842票 | 0.78% |
※当日有権者数:1,386,163人 最終投票率:61.81%(前回比:+0.39ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
本山政雄 | 66 | 無所属 | 現 | 460,847票 | 53.98% | |
日比野暁美 | 無所属 | 新 | 389,612票 | 45.64% | ||
岡本鉄蔵 | 日の丸党 | 新 | 3,276票 | 0.38% |
※当日有権者数:1,374,875人 最終投票率:61.42%(前回比:+17.77ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
本山政雄 | 62 | 無所属 | 新 | 421,266票 | 50.09% | |
杉戸清 | 71 | 無所属 | 現 | 416,512票 | 49.52% | |
岩田信一 | レインボー革命市長選団 | 新 | 1,560票 | 0.19% | {{{2落選者推薦・支持}}} | |
高田がん | 42 | 反共全国遊説隊 | 新 | 894票 | 0.11% | |
宇野忠康 | 大革新宇宙党 | 新 | 805票 | 0.10% |
※当日有権者数:1,321,947人 最終投票率:43.65%(前回比:−1.30ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
杉戸清 | 67 | 無所属 | 現 | 340,416票 | 59.33% | |
横山利秋 | 51 | 無所属 | 新 | 180,276票 | 31.42% | |
浅井美雄 | 日本共産党 | 新 | 42,968票 | 7.49% | ||
三輪久義 | 無所属 | 新 | 6,421票 | 1.12% | ||
永井義春 | 無所属 | 新 | 1,678票 | 0.29% | ||
高田がん | 38 | 反共全国遊説隊 | 新 | 1,164票 | 0.20% | |
安藤耕生 | 無所属 | 新 | 854票 | 0.15% |
※当日有権者数:1,161,963人 最終投票率:44.95%(前回比:−7.68ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
杉戸清 | 63 | 無所属 | 現 | 314,438票 | 60.40% | |
近藤信一 | 日本社会党 | 新 | 195,123票 | 37.48% | ||
三輪久義 | 無所属 | 新 | 11,019票 | 2.12% |
※当日有権者数:936,885人 最終投票率:52.63%(前回比:−7.26ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
杉戸清 | 59 | 無所属 | 新 | 250,215票 | 53.31% | |
栗山良夫 | 無所属 | 新 | 161,672票 | 32.90% | ||
横井亀吉 | 無所属 | 新 | 74,840票 | 15.23% | ||
三輪久義 | 無所属 | 新 | 3,362票 | 0.68% | ||
宮崎友衛 | 無所属 | 新 | 1,267票 | 0.26% |
※当日有権者数:889,547人 最終投票率:59.89%(前回比:+0.25ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
小林橘川 | 77 | 無所属 | 現 | 283,339票 | 53.31% | |
辻寛一 | 54 | 自由民主党 | 新 | 244,374票 | 45.98% | |
中峠国夫 | 無所属 | 新 | 2,594票 | 0.49% | ||
仲神正孝 | 無所属 | 新 | 799票 | 0.15% | ||
肥後亨 | 34 | 竹島奪還神風特別攻撃隊 | 新 | 400票 | 0.08% |
※当日有権者数:773,031人 最終投票率:59.64%(前回比:−1.46ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
小林橘川 | 73 | 無所属 | 現 | 269,651票 | 58.62% | |
徳川義親 | 69 | 無所属 | 新 | 186,309票 | 40.50% | |
森よ祢子 | 無所属 | 新 | 1,557票 | 0.34% | ||
尊田四郎 | 無所属 | 新 | 1,341票 | 0.29% | ||
前川健太郎 | 無所属 | 新 | 1,129票 | 0.25% |
※当日有権者数:629,103人 最終投票率:61.10%(前回比:−16.98ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
小林橘川 | 69 | 無所属 | 新 | 219,674票 | 57.52% | |
手島博章 | 無所属 | 新 | 152,621票 | 39.96% | ||
山本剛太 | 無所属 | 新 | 6,426票 | 1.68% | ||
尊田四郎 | 無所属 | 新 | 3,199票 | 0.84% |
※当日有権者数:559,412人 最終投票率:78.08%(前回比:+14.04ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
塚本三 | 62 | 無所属 | 現 | 208,736票 | 50.07% | |
小林橘川 | 68 | 無所属 | 新 | 208,178票 | 49.93% |
※当日有権者数:415,834人 最終投票率:64.04%(前回比:ポイント)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
塚本三 | 57 | 無所属 | 新 | 146,670票 | 60.75% | |
長瀬繁太郎 | 無所属 | 新 | 61,548票 | 25.49% | ||
安藤悦三郎 | 無所属 | 新 | 33,207票 | 13.75% |
以下の局、室および16の区役所、その他行政委員会等により組織される。
選挙区 | 氏名 | 会派名 |
---|---|---|
千種区 (2) | 黒田太郎 | 新政あいち |
辻秀樹 | 自由民主党愛知県議員団 | |
東区 (1) | 政木理香 | 自由民主党愛知県議員団 |
北区 (2) | 松川浩明 | 自由民主党愛知県議員団 |
塚本久 | 新政あいち | |
西区 (2) | 田中泰彦 | 自由民主党愛知県議員団 |
鷲野恵子 | 日本共産党愛知県議員団 | |
中村区 (2) | 寺西睦 | 自由民主党愛知県議員団 |
鳴海康裕 | 新政あいち | |
中区 (1) | 増田裕二 | 自由民主党愛知県議員団 |
昭和区 (2) | 谷口知美 | 新政あいち |
成田修 | 自由民主党愛知県議員団 | |
瑞穂区 (2) | 川嶋太郎 | 自由民主党愛知県議員団 |
高木浩司 | 新政あいち | |
熱田区 (1) | 華地山義章 | 新政あいち |
中川区 (3) | 西川厚志 | 新政あいち |
犬飼明佳 | 公明党愛知県議員団 | |
稲本和仁 | 自由民主党愛知県議員団 | |
港区 (2) | 直江弘文 | 自由民主党愛知県議員団 |
安井伸治 | 新政あいち | |
南区 (2) | 伊藤辰夫 | 自由民主党愛知県議員団 |
久野哲生 | 新政あいち | |
守山区 (2) | 森井元志 | 新政あいち |
南部文宏 | 自由民主党愛知県議員団 | |
緑区 (3) | 中村友美 | 新政あいち |
渡辺昇 | 自由民主党愛知県議員団 | |
岡明彦 | 公明党愛知県議員団 | |
名東区 (2) | 筒井隆彌 | 県政自民クラブ |
富田昭雄 | 新政あいち | |
天白区 (2) | 須崎幹 | 自由民主党愛知県議員団 |
水谷満信 | 新政あいち |
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
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愛知県第1区(東区、西区、北区、中区) | 熊田裕通 | 自由民主党 | 3 | 選挙区 |
吉田統彦 | 立憲民主党 | 2 | 比例復活 | |
愛知県第2区(千種区、守山区、名東区) | 古川元久 | 国民民主党 | 8 | 選挙区 |
田畑毅 | 自由民主党 | 3 | 比例復活 | |
愛知県第3区(昭和区、緑区、天白区) | 近藤昭一 | 立憲民主党 | 8 | 選挙区 |
池田佳隆 | 自由民主党 | 3 | 比例復活 | |
愛知県第4区(瑞穂区、熱田区、港区、南区) | 工藤彰三 | 自由民主党 | 3 | 選挙区 |
牧義夫 | 国民民主党 | 6 | 比例復活 | |
愛知県第5区(中村区、中川区など) | 赤松広隆 | 立憲民主党 | 10 | 選挙区 |
神田憲次 | 自由民主党 | 3 | 比例復活 |
中部・東海地方を所管する中央省庁の出先機関が多く置かれている。
人事院
|
厚生労働省 |
財務省 |
法務省 |
名古屋市の姉妹友好提携都市は6国の6都市と結ばれており、様々な分野での交流が年間を通して両都市間で活発に行われている。また各都市からの記念品が名古屋市中区の名古屋市公館(名古屋迎賓館)地下1階にある国際交流展示室や久屋大通公園で一般公開されている。姉妹都市は近年提携したトリノ市を含め、オリンピック開催都市と結ばれているのが特徴である。
都市名 | 国名・地域名 | 提携年月日 |
---|---|---|
ロサンゼルス市 | ![]() |
1959年(昭和34年)4月1日 |
メキシコ市 | ![]() |
1978年(昭和53年)2月16日 |
南京市 | ![]() |
1978年(昭和53年)12月21日 |
シドニー市 | ![]() |
1980年(昭和55年)9月16日 |
トリノ市 | ![]() |
2005年(平成17年)5月27日 |
ランス市 | ![]() |
2017年(平成29年)10月20日[31] |
名称 | 国名・地域名 | 提携年月日 |
---|---|---|
シャンゼリゼ通 | ![]() |
1989年(平成元年)9月26日 久屋大通と友好提携調印 |
ルイーズ通 | ![]() |
2014年(平成26年)9月25日 栄町商店街と姉妹提携調印[32] |
パサージュ・デ・パノラマ商店街 | ![]() |
2015年(平成27年)4月2日 円頓寺商店街と友好提携調印[33] |
都市名 | 県名 | 提携年月日 |
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豊田市 | ![]() |
1986年(昭和61年)10月24日 ふれあい交流協定提携調印 |
中津川市 | ![]() |
1986年(昭和61年)10月24日 ふれあい交流協定提携調印 |
陸前高田市 | ![]() |
2014年(平成26年)10月28日 産業振興協定提携調印[34] |
名古屋港は日本の主要な国際貿易港(五大港)の一つであり、平成26年度までのデータによれば、その貿易額と貨物取扱量は日本最大を維持し続けている。第二次産業の集積した中部経済圏の窓口として、輸出入における黒字率が極めて高いのが特徴であり、日本の全港湾の貿易黒字の約6割を名古屋港単港で担っている。
港湾名 | 国名・地域名 | 提携年月日 |
---|---|---|
ロサンゼルス港 | ![]() |
1959年(昭和34年)3月31日 友好姉妹港提携調印 |
フリーマントル港 | ![]() |
1983年(昭和58年)4月19日 友好姉妹港提携調印 |
ボルティモア港 | ![]() |
1985年(昭和60年)10月24日 友好姉妹港提携調印 |
シドニー港 | ![]() |
2010年(平成22年)11月4日 友好姉妹港提携調印 |
港湾名 | 国名・地域名 | 提携年月日 |
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アントワープ港 | ![]() |
1988年(昭和63年)11月16日 友好港提携調印 |
ブルージュ港 | ![]() |
2013年(平成25年)7月 友好港提携調印 |
港湾名 | 国名・地域名 | 提携年月日 |
---|---|---|
上海港 | ![]() |
2003年(平成15年)2月25日 友好交流港提携調印 |
名古屋市を含む4市町にまたがる県営名古屋空港は、アメリカ合衆国ワシントン州のモーゼスレイク市にあるグラント郡国際空港と姉妹空港提携をおこなっている。[35]
空港名 | 国名・地域名 | 提携年月日 |
---|---|---|
グラント郡国際空港 | ![]() |
2016年(平成28年)10月18日 県営名古屋空港と姉妹提携調印 |
平成19年度の市内総生産は14兆4267億円である[36]。これはカタールの国内総生産よりも大きく、世界で50位以内の「国」に相当する経済規模を有している[37]。
また、名古屋中小企業投資育成などのベンチャーキャピタルも所在し、投資先企業の価値向上を図るなど活発的な経済活動が行われている。近年では、日本の中央部に位置している立地を活かして「グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ」のような、域内の産業経済をより世界にオープンなものとし、世界から優れた「企業・技術・人・情報」を呼び込む事を目的とした、行政・産業界・大学・研究機関など官民が一体となって行うプロモーション活動、企業誘致活動などを、日本初のモデルプロジェクトとして行われている。
市内の大半が宅地、商工業地帯となっているため全般には振るわない。農地の大半は庄内川以西の中川区や港区に立地し、野菜と水稲を栽培し、大消費地に立地するという優位性を生かした、地産地消の推進に取り組んでいる。
豊田市や四日市市などとともに、中京工業地帯の中核であり、自動車産業、航空宇宙産業、鉄鋼、特殊鋼、電機、セラミックス産業等が盛んである。製造品出荷額では県内では豊田市に次ぎ、全国5位にランクする。鉱業はかつて名東区の牧野ヶ池緑地付近には炭鉱があり、亜炭を産出していたが、現在は閉山している。
名実ともに中京圏の商業の中心地であり、前述の通り栄、名駅、大須、金山、今池など市外、県外からの集客力のある商業地帯が存在する。近年、一部の大都市を除く多くの商店街がロードサイドショップの進出等によって空洞化に喘ぐ中、賑わい活気のある市街地といえる。 またグルメ激戦区として名を馳せており、特有の文化を持った名古屋めしなどを筆頭に様々な料理が集まる[38][39]。
名古屋市にある百貨店の松坂屋 (Matsuzakaya)・丸栄 (Maruei)・三越 (Mitsukoshi)・名鉄百貨店 (Meitetsu) で、4Mデパート[40]と呼ばれる。最近ではこれに高島屋 (Takashimaya) を入れて4M1T[40]とも呼ばれる。2015年(平成27年)現在、年間売上高は高島屋が首位で以下、松坂屋、三越、名鉄百貨店、丸栄と続く[41]。
名鉄百貨店本店
ヤマダ電機LABI名古屋
ビックカメラ名古屋駅西店
ミッドランドスクエア商業棟
イオンモール名古屋みなと(ベイシティ)
※全国紙は愛知県・岐阜県・三重県[注釈 1]を取材・発行の対象としている。産経新聞に関しては、産経新聞大阪本社で発行されたものが名古屋市を含めた東海3県内にて販売されている。
※放送対象地域は、NHK名古屋総合・テレビ愛知は県域放送、他は当県、岐阜県、三重県の「東海3県」を放送エリアとする中京広域圏としている。
※放送対象地域は、NHK名古屋第1・第2とCBCラジオ、東海ラジオは当県を含む中京広域圏、NHK名古屋FMと@FM、ZIP-FM、Radio NEOは県域放送としている。
多くの大学が名古屋市内にキャンパスを置く。郊外への移転が著しい時期もあったが、最近では都心回帰も見られる。
現在、名古屋の空の玄関口は、市南郊の知多半島にある常滑市沖に浮かぶ海上空港中部国際空港(セントレア)と市北郊の北区・小牧市・豊山町・春日井市にまたがる名古屋飛行場(県営名古屋空港]]、小牧空港)である。
以前は国際便や国内線が発着していた旧名古屋空港(小牧空港)は、2005年に開催された愛知万博と同時に開港した中部国際空港に主たる機能を移転した後、県営名古屋空港(名古屋飛行場)と改称。現在ではERJを主力機材とするフジドリームエアラインズ (FDA) が国内9箇所(青森、花巻、山形、新潟、高知、福岡、熊本、出雲、北九州)に就航するのみとなっている。この小牧空港周辺には、国産初のジェット旅客機であるMRJを製造する三菱航空機も、名古屋飛行場敷地に隣接する土地に製造拠点を置いており、旧名古屋空港時代から航空自衛隊の小牧基地と滑走路を共同使用する軍民共用空港である。
それ以外の日本航空 (JAL)・全日本空輸 (ANA) およびデルタ航空など大手航空会社が運航する主要な国際線および国内線は、常滑市沖の人工島にある中部国際空港(セントレア)から発着しており、大型旅客機が使用される欧米線も含めた国際線は、全便が中部国際空港からの発着である。空港アクセスに関する観光案内表記では中部国際空港を「名古屋/中部」と表記し、県営名古屋空港(名古屋飛行場)を「名古屋/小牧」と表記されるため、名古屋市に航空便で到着する場合は、予めどちらの空港へ到着するのか注意が必要である。
中部国際空港からは、デルタ航空によるアメリカ合衆国/デトロイト線や、ルフトハンザドイツ航空によるドイツ連邦共和国/フランクフルト線、フィンエアーによるフィンランド共和国/ヘルシンキ線などの欧米諸国との間に国際定期直行便が運航されている他、東南アジア及び東アジア各地(中国各都市・韓国・台湾)への国際便も高頻度で定期運航されている。太平洋諸地域(ハワイ/ホノルル、グアム、サイパンなど)への直行便も1年を通して定期運航されている。2010年以降はジェットスタージャパンや春秋航空などといった格安航空会社(LCC)も中部空港へ就航し、それぞれ国内外への定期路線を運航している。基本的に国内リージョナル路線9路線が発着する名古屋飛行場(小牧空港)以外は、全て中部国際空港への到着となる。
このうち名古屋空港とは鉄道アクセスはないが、バスと都市高速道路が整備されている。なお、中部国際空港へのアクセスは、名古屋市南部の鉄道ターミナル駅である金山総合駅や、JR東海本社ビルと地下通路で連絡している名鉄名古屋駅から空港特急及び空港急行が発着している。名鉄名古屋駅と名鉄常滑線・空港線直通特急ミュースカイにより最速28分で結ばれている。また各区の中心駅や郊外名東区藤が丘など、市内各所中心地から中部国際空港へ向かう高速バスも運行されている。
鉄道の名古屋駅は名古屋の旧城下町の西に位置する笹島と呼ばれていた湿地を埋め立てた場所に位置し、現在では名古屋市の都心の一つとなっている。東海旅客鉄道(JR東海)名古屋駅の他に名鉄名古屋駅、近鉄名古屋駅、地下鉄・あおなみ線の名古屋駅があるが、それらをまとめて「名古屋駅」、あるいは略されて「名駅」(めいえき、めーえき)と呼ぶことがある。名駅という呼称は、周辺の正式な地名に採用されている。
地下鉄と市バスを経営する名古屋市交通局を中心に、鉄道はJR東海、名古屋鉄道(名鉄)、近畿日本鉄道(近鉄)の主要3社が乗り入れている。バス路線は市バスの他、名鉄グループの名鉄バス、近鉄グループの三重交通などが周辺区を中心に路線を運営している。
代表的なターミナル駅としては名古屋駅・名鉄名古屋駅・近鉄名古屋駅・栄駅・金山駅・大曽根駅がある。
市内の鉄道利用については、市内主要地域の大部分をカバーする地下鉄が圧倒的である。その他の鉄道3社は名古屋駅等市内中心部主要駅と郊外都市との連絡が中心で、市内相互輸送については名鉄本線名古屋 - 神宮前、JR中央線名古屋 - 大曽根を除き、首都圏に比べ日常的な利用はさほど多いとはいえない。また、自動車通勤の抑制を期待して整備された西名古屋港線(あおなみ線)だが、運営する第三セクター名古屋臨海高速鉄道の当初の利用予測を大きく下回っており、苦しい経営が続いている。
バス利用についても市バスが路線密度の高さから最も多くの利用者を集めているが、自家用車の攻勢や地下鉄との路線重複等もあり、大部分の路線が赤字である。このため名古屋市交通局は、ここ数年バス路線の再編成を短いサイクルで行っており、利用者数の少ない路線の廃止、本数削減などの措置が実施されている。
名鉄バス、三重交通バスについては、一部地域での運営にとどまっているが、基幹バスや星ヶ丘駅発着路線など、利用率の高いものもある。
代表的なバスターミナルとして名古屋駅地区の名鉄バスセンター・名古屋バスターミナル、栄地区のオアシス21バスターミナルがあり、多くの中長距離路線バスが乗り入れている。この他地下鉄の主要駅を中心にバスターミナルが設置され、周辺区において地下鉄へのフィーダー輸送の役目を果たしている。
バスの乗車方法は、市バスが前乗り後降り先払いであるのに対し、名鉄バス・三重交通バスは後乗り前降り後払い方式である(市バスでも、名鉄と共同運行する基幹2系統やゆとりーとラインでは後乗り前降り後払いの方式を採っている)。
運賃は、市バスがゆとりーとラインの高架区間を除き均一制。名鉄バス・三重交通バス並びにゆとりーとラインは整理券による区間制である(ただし、市バスの高速1系統の名古屋高速道路通過区間は10円加算、名鉄バスと三重交通バスの市バス競合区間は市バスと同額の均一制である)。
名古屋市を構成する16区の主要駅は以下の通り。様々な利用の起点・目的点として代表される駅である。太字は区役所最寄駅。
名古屋市はトヨタ自動車をはじめとする自動車の町、企業城下町として有名であり、大量の交通は卓越した道路網が支えている。碁盤の目のように片側3〜5車線の道路が走っており、余裕ある道路設計により名古屋高速道路を中心部に通すことも容易であった。100m道路と呼ばれる幅員100メートルの広い道路(久屋大通と若宮大通)は名古屋の自慢にもなっている。なお、一本の道路幅が100メートルなのではなく、上り車線と下り車線および車線間にある20メートルほどの中央分離帯を加えて100メートルと呼んでいる。途中の中央分離帯は公園のようになっており安全に休むことができるので、歩行者は100メートルを一気に渡り切る必要もプレッシャーもない。
日本一とも言われる広い道路網の原点は、広小路で見られるような江戸時代にあった「万治の大火」後の防火帯としての役割にある。後に来る車社会を見越し、太平洋戦争の戦災復興都市計画に基づいてさらに整備されたものである。この都市計画は大変大胆なもので、空襲により焦土化した市街地に幅員の広い道路を何本も東西南北に通し、市内各所にあった墓地をすべて1ヶ所に集約するというものであった。この計画は、当時の交通事情などを考えればあまりに突飛なもので批判の声も大きかった。戦後日本の急速な経済成長により、大胆な都市計画は見事に結実した。この計画の責任者は田淵寿郎技監で、その功績により1966年に「名誉市民」の称号が贈られている。
市内の中心部には環状に名古屋高速道路が走り、名古屋第二環状自動車道が環状に市域を取り巻く。市東郊外の名東区に東名高速道路の名古屋インターチェンジを持ち、都心部の繁華街(栄地区や大須付近)からは名古屋高速道路と名古屋第二環状自動車道を利用すれば15分程度、一般道(愛知県道60号名古屋長久手線など)では渋滞の無い状態で30分〜45分程度となっている。南部の湾岸エリアには伊勢湾岸自動車道が通っている。その他、郊外にも名神高速道路、中央自動車道、東海北陸自動車道、知多半島道路などが接続しており、一般道を含め道路インフラの整備が大変進んでいる地域とも言える。
また、有料高速道路以外にも名四国道、西知多産業道路、名岐バイパスのような複数の高規格バイパスが存在する。
名古屋市(中川区)の中部運輸局愛知運輸支局から交付されるナンバープレートには、「名古屋」の地名が表示される。これを俗に、「名古屋ナンバー」という。1965年3月1日に「愛(知)ナンバー」から「三河ナンバー」が分離されるのを機に変更された。さらに1979年8月6日には「尾張小牧ナンバー」が分離された。2007年1月時点、「名古屋ナンバー」が交付されている地域は、名古屋市、大府市、東海市、知多市、半田市、常滑市、知多郡、津島市、愛西市、弥富市、あま市、海部郡、豊明市、日進市、長久手市、愛知郡である。なお、「名古屋ナンバー」の登録台数は全国で一番多い[42]。
名古屋港は宮の渡しで有名だった熱田港が周辺海域の干拓の進展や、浅い水深で近代港湾としての機能を果せないとの観点から、熱田前新田の沖合いを埋立・浚渫して築港された近代港湾である。第二次大戦時に零式艦上戦闘機(零戦)を制作していた三菱重工業名古屋航空機製作所が港の東側一帯に広大な敷地を構えて発達し、伊400型潜水艦に搭載されていた晴嵐を設計製造した愛知航空機も、市の南部から港湾部にかけて所在していた。戦後はこの跡地への他工場進出や、地元資本と富士製鐵の合弁の東海製鐵(新日鐵住金名古屋製鐵所の前身)が進出するなどして発展し、現在は貿易額日本一を誇るまでになった。伊勢湾に面しており、西から弥富市、飛島村、名古屋市港区、東海市、知多市と5つの市町村にまたがる。周辺施設名には「名港」(めいこう)と略して冠する場合が多い。名古屋港に関しては、主に愛知県内に生産拠点を持ち、多数の自動車を世界各国に輸出するトヨタ自動車工業など大企業が利用するため、戦前から日本を代表する輸出入の拠点であり、また大型船の横付けも可能な港湾設備を持つため、「クイーンエリザベス」などの世界的に有名な豪華客船が寄港することもある。
桶狭間古戦場跡
江戸時代、東照宮祭・若宮祭・天王祭を名古屋三大祭りと呼び、山車にからくり人形を乗せた「山車からくり」が名古屋城下で曳き回された。しかし、太平洋戦争で山車の大半を失い、現在その面影はほとんど見られなくなっている。なお、名古屋まつりで行われる山車揃は、焼失を免れた名古屋各地の山車が一堂に揃う往年の三大祭ゆかりの行事である[43]。
豊臣秀吉(名古屋まつり)
江戸時代、尾張徳川家の歴代藩主が積極的に芸能を奨励し、"芸どころ"名古屋と呼ばれた。特に徳川光友、徳川宗春、徳川斉荘は、現代に繋がる名古屋の文化に大きな影響を与えている。
主なプロオーケストラは以下の通りである。
日本トップリーグ連携機構(JTL)のスポーツなど、数多くのチームが本拠を置いている。
名称 | 競技種目 | 所属リーグ | 本拠地 | 運営会社・団体 | 設立 |
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中日ドラゴンズ | 野球 | セ・リーグ・ウエスタン・リーグ | ナゴヤドーム ナゴヤ球場 |
中日ドラゴンズ | 1936年 |
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ | バスケットボール | Bリーグ・B1リーグ | 愛知県体育館 東スポーツセンター(カルポート東) |
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ | 1950年 |
豊通ファイティングイーグルス名古屋 | バスケットボール | Bリーグ・B2リーグ | 枇杷島スポーツセンター |
豊通ファイティングイーグルス名古屋 | 1957年 |
大同特殊鋼フェニックス | ハンドボール | JHL | 大同特殊鋼星崎工場体育館 |
大同特殊鋼 | 1964年 |
大同特殊鋼レッドスター | バレーボール | Vリーグ | 大同特殊鋼星崎工場体育館 |
大同特殊鋼 | 1968年 |
名古屋サイクロンズ | アメリカンフットボール | Xリーグ | 名古屋市港サッカー場 |
株式会社アドバ | 1980年 |
名古屋フラーテル | フィールドホッケー | HJL | 庄内緑地公園陸上競技場 |
NPO法人愛知スポーツ倶楽部 | 1985年 |
名古屋グランパスエイト | サッカー | Jリーグ・J1リーグ | パロマ瑞穂スタジアム 豊田スタジアム |
名古屋グランパスエイト | 1991年 |
名古屋80D'sers | 野球 | プロ野球マスターズリーグ | ナゴヤドーム |
日本プロ野球OBクラブ | 2001年 |
名古屋オーシャンズ | フットサル | Fリーグ | テバオーシャンアリーナ |
名古屋オーシャンズ | 2006年 |
名称 | 競技種目 | 所属リーグ | 本拠地 | 運営会社・団体 | 設立 |
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三菱電機コアラーズ | バスケットボール | Wリーグ | 愛知県体育館 東スポーツセンター(カルポート東) |
三菱電機 | 1956年 |
トヨタ自動車アンテロープス | バスケットボール | Wリーグ | 千種スポーツセンター |
トヨタ自動車 | 1963年 |
HC名古屋 | ハンドボール | JHL | ブラザー工業体育館 |
NPO法人名古屋スポーツクラブ | 1967年 |
NGUラブリッジ名古屋 | サッカー | なでしこリーグ・チャレンジリーグ | 名古屋市港サッカー場 |
NPO法人LOVELEDGE | 1995年 |
トップおとめピンポンズ名古屋 | 卓球 | Tリーグ | テバオーシャンアリーナ |
株式会社トップ | 2018年 |
など